こんにちは！ガストのタッチパネルにフルシカトされるおさしみです！
私は読書という高尚な趣味を持っているのですが、大人になるにつれて「おすすめの本を教えて」と聞かれることが多くなりました。
趣味を増やしたいから
通勤時間の暇つぶしに
読書をしたい人の理由は様々ですが、読書初心者に共通する意見が「読みたいけど何読んだらいいのか分からない」というもの。
今回は、読書好きだけど難しい小説は苦手な私が初心者目線で読みやすいおすすめの本を紹介したいと思います。
読みやすい小説とは
読みやすい小説の条件
大量の活字が自体が苦手な人や、活字に抵抗はないけど小説を楽しいと感じたことがない人がいるように「読みやすい」の基準も人それぞれ。
この記事では
- 私が実際に読んで、友達に勧めたいと思った本
- 設定や世界観が複雑すぎないもの
- 人気作家、知名度のある作品(コア過ぎない作品)
- 難しい漢字や表現が少ない作品
- レビュー数が多く、色んな人の感想が知れる本
- ページをどんどんめくって夢中になれる本
という条件で作品を紹介します。
初心者向け読みやすい小説６選
①暗いところで待ち合わせ／乙一
ある事件をきっかけに警察に追われることになったアキヒロ。彼が咄嗟に逃げ込んだのは事故で視力を失ったミチルという女の家だった。気づかれまいと息を潜めるアキヒロだが、盲目がゆえ感覚が敏感なミチルは彼の気配に気づいており…？！寂しい二人の奇妙な同居生活。
・262ページしかない薄めの本
・分かりやすい心理描写で登場人物に共感できる
・二人の間に生まれはじめる特殊な空気感に目が離せない
②陰日向に咲く／劇団ひとり
ホームレスに憧れるサラリーマン、オレオレ詐欺を試みるギャンブラー、好きな子に遊ばれる女子大生…うまくいかないこともあるよね、生きてるんだもん。っていうユーモアと泥臭さが絶妙に混ざった一冊。
・221ページしかない薄めの本
・お笑い芸人が書いたということもあってユーモアたっぷり
・とにかくオチが上手いので楽しんで読める
③植物図鑑／有川浩
疲れ果てた普通のOLが弱ったイケメンを拾うというそれだけでごちそうさまですというウハウハ設定。しかしこのイケメン、植物に異常に詳しい。そして何かある…。最初っから最後まできゅんきゅんしっぱなしの恋愛小説。
・恋愛感情に飢えている女性におすすめ
・普通に「へぇ」と漏らしてしまう植物の知識もあり
・怒った樹君(イケメン)が買ってきたあるモノで読者はきっとイチコロ
④死神の精度／伊坂幸太郎
「対象」の人間を一週間調査し、「死」か「見送り」か判定する任務を持つ死神、千葉。人間の外見をした全く人間味のない彼が、対象者と共に判定までの一週間を過ごす。対象となった６人の短編集。千葉との対象者の掛け合いがユーモアあり感動ありで面白い。
・「かっこいい」とさえ感じてしまう千葉のクールっぷりにハマる
・対象者６人の人生にぐっとくる
・ファンタジーっぽいのにしっかり伏線もある
⑤手紙／東野圭吾
弟を大学に行かせる金欲しさに強盗殺人を犯してしまった兄と、突然犯罪者の家族という肩書を背負うことになった弟の話。弟は兄のせいで何処に行っても「殺人犯の弟」という扱いを受けているのに、弟を思う兄は毎月獄中から手紙を送り…。何が許され、何が許されないのか。加害者の家族に焦点を当てたヒューマン小説。
・小説の王道、東野圭吾作品
・設定や文章が分かりやすい
・考えさせられる物語をじっくり読みたい人にお勧め
⑥まほろ駅前多田便利軒／三浦しをん
東京のはずれで便利屋を営む多田と、偶然再会し転がり込んできた行天とのお仕事(?)ストーリー。バツイチのいい大人２人がトラブルに巻き込まれたりうだうだ煙草を吸ったりするお話。直木賞受賞作。映画化、ドラマ化、続編シリーズ化など大人気の作品。
・嫌な人物がひとりもいない
・漫画を読んでいるようなテンポの良さ
・キャラクターがコミカルでとにかく読みやすい
⑦しゃぼん玉／乃南アサ
軽犯罪やひったくりを繰り返しその場しのぎの生活を送る主人公 翔人。逃亡の末たどり着いた山奥で、彼は偶然にも老婆を助けることになる。老婆に感謝され衣食住を提供された翔人は老婆や村人を利用しようとするが…
・問題児の翔人と田舎のお婆ちゃんの関係にほろり
・田舎の生活を通じて成長する翔人から目が離せない
・分かりやすいストーリー
まとめ
少しづつ読んでみよう
今回は何を読めばいいか分からないという人に
- 私が実際に読んで、友達に勧めたいと思った本
- 設定や世界観が複雑すぎないもの
- 人気作家、知名度のある作品(コア過ぎない作品)
- 難しい漢字や表現が少ない作品
- レビュー数が多く、色んな人の感想が知れる本
- ページをどんどんめくって夢中になれる本
という小説を紹介しました。
漫画だって映画だって、物語の導入はどうしても少し退屈してしまいがち。まずはちょっとずつページをめくってみましょう！
きっと気づいたらどんどん読み進めていたという本に出会えるはずです！
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